【Mr.Children -Miss you-】ライブDVDは凄みがあった!
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2024年11月3日、大阪城ホールで行われた「Mr.Children Tour 2023–2024」のライブ映像を収めたDVD『Miss you』。
この作品を見終えたあと、胸がいっぱいで、ただただ「凄かった…」という言葉しか出てきませんでした。30年来のミスチルファンとして、今回のライブは音楽的にも映像的にも、そして精神的にも深く刺さるものがありました。
この記事では、ライブの感想とともに、ギターコードのたわごとや、ミスチルへの想いを綴っています。最後まで読んでくださった方には、「そうだよね〜、そうだったんだ〜」と少しでも感じてもらえたら幸いです。
ちょっぴり何かが違う明日が来ますように。

今回のツアーは『Miss you』アルバムを中心に構成されており、シングル曲は少なめ。それでも、これまで見てきたライブの中でもトップクラスの重厚なバンドサウンドが唸っていました。
「アンダーシャツ」も「Everything」のギターソロも、めちゃくちゃかっこいい!あのギターソロフレーズ、昔めちゃくちゃ練習したなぁ…真似したくなるんですよね。
ステージセットも斬新で、半透明のスクリーンに映像が投影され、メンバーと映像が融合する演出が圧巻。映像は映画『GIFT』を手がけた稲垣氏によるもので、雰囲気がとてもお気に入りです。
前半から中盤にかけては重厚な雰囲気で進行。桜井さんのMCは控えめながらも心に響く言葉がありました。
個人的に好きな「LOST」から「アート」への流れは、映像との融合が秀逸で、大人の色気が漂っていました。中学生の頃にはわからなかったこの深み、40代になった今だからこそ感じられる凄みがあります。
大阪フェスティバルホールの映像では、「バースデイ」「青いりんご」から始まり、「名もなき詩」へ。
この曲が流れた瞬間、感激しました。ついこの間、1億回のストリーミング再生を達成した名曲ですしね。
ふと、コード進行に目を向けると、AメロはGとAmの2コードのみ。ギター初心者でも弾きやすく、歌いながら楽しめる曲なんです。
ちなみに私は中学生からギターを始めて約30年。最初の3ヶ月は毎日J-POPを弾いていて、コードチェンジができるようになりました。テクニックの進歩はあまりありませんが(笑)、ミスチルならほぼ弾けます!それが唯一の自慢です。

「口が滑って」という曲、これまでちゃんと聴いたことがなかったのですが、今回のライブで妙に刺さるフレーズに出会いました。
口が滑って 君を怒らせた
でもいつの間にやら また笑って暮らしてる
わかったろう
僕らは許しあう力も持って産まれてるよ
“許しあう力”という言葉に、心が震えました。愛し合う力、信じる力…よく聞く言葉ですが、“許しあう力”は今の時代にも響く普遍的なメッセージ。
ロシアやウクライナの情勢など、世界の現実にも重なって、深く考えさせられました。
こんなフレーズ、だそうとしても出てこない…いやはや桜井和寿さん、恐るべしです。
後半に突入し、「優しい歌」から「終わりなき旅」へ。
この曲はライブアレンジが秀逸で、イントロのテレキャスターのジャリジャリした音色がたまらない。ちなみに私もフェンダーのテレキャスターを使っていて、この音色がとても心地よい。ギター歴30年のうち、7年ほどを共にしています。
間奏終わりからサビに入る「ジャララーン」の部分は何度聴いてもしびれます。
アウトロでは各楽器の音色が混じり合い、観客を高みに連れて行ってくれるような感覚に包まれました。
桜井さんのMCでは「新曲をたくさん作ってます」とのコメントもあり、今後のミスチルにも大きな夢が詰まっている予感。
まだまだ私たちに元気を与え続けてくれる存在です。感謝しかありません。
ちなみに、そんな私も憧れて作曲にチャレンジ中。最近サブスクで配信開始しました。それは”リリース曲“のページで記載しています。

DVDを見終えたリビングでは、妻はスマホ、子どもたちはタブレットでYouTube。私はギターを持ちながら歌っている。誰も反応しないけれど、耳には届いているはず。
そう思ってお風呂に向かうと、小学生の子どもたちが「終わりなき旅」のサビを口ずさんでいるではないか!
子供たちにミスチル曲が染み入っている…そう感じた瞬間、今日もいい一日だったと思えました。
Mr.ChildrenのライブDVD『Miss you』は、音楽と映像、そして言葉の力で心を揺さぶる作品でした。何度でも見返したくなる、そんな一枚です。
読んでくださってありがとうございました!
あなたの明日が、少しだけ違うものになりますように。

良いDVDだったな~


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